ツンツン姫がイケメン王子に恋をした話








私の顔の横には石田潤の両手。
私の足を挟むようにある石田潤の両足。
そして………





「俺が待ってんのに全然来ねえし」





私の顔の前には素晴らしく整った顔のイケメン王子・石田潤……!!!
いつもニコニコしている石田潤と違って、眉間にしわを寄せて怒った顔をしている。
ああ、そんな表情もかっこいいなんて…♡
す・て・き♡♡♡





「姫、聞いてんの?」


「……え!?」





き、聞いてませんでした!!!!
て言うか、どうしてこんな怒ってるの…!?!?
私なにかした!?
……ううん。何もしてない。
山田太郎くんのお名前教えただけだよね……?










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