ツンツン姫がイケメン王子に恋をした話
千佳side
「「「きゃーーーーーーーっ♡♡♡」」」
朝から黄色い声が聞こえる。
アイドルがうちの学校にでも来たのかってくらいの大きな声。
まあ、あながち間違ってないんだけど。
「「「潤様、おはようございます♡♡」」」
「おはよう、みんな」
「「「きゃーーーーーーーっ♡」」」
ニコッと笑って挨拶をするだけで、この声。
アイドル並に、いや、それ以上に人気のある彼。
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