ツンツン姫がイケメン王子に恋をした話
あーあ。マジで楽しいことないかなー。
なんて考えてたある日。
「最悪……」
教科書忘れた…
しかも俺の得意とする数学。
今日は絶対当たるから必要なんだよなー。
かと言って、誰に借りよう。
雅紀は同じクラスだし、特別なかいいやつなんかいねーし………
「じゅーん♪なに?教科書忘れたわけ?」
「雅紀か……」
「なんだよそのリアクション!
親友が話しに来たんだから、もっと喜べよ!」
「やだね」
人が悩んでるっつーのに……
ノー天気なやつめ。