ツンツン姫がイケメン王子に恋をした話







名前は石田 潤。
ただの、高校2年生。
そのくせに、完璧なルックスをもち、誰にでも優しく接する。
通称『イケメン王子』






「おはよう、原田さん」







目が合う。
そこら辺の女子に向けたのと同じように笑う彼。
普通、彼に名前を呼ばれたらキュン死にしてしまう出来事なんだけど。
私の場合。





「……朝から騒がしすぎです。

 静かにしてください。」








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