ツンツン姫がイケメン王子に恋をした話







「恵美ちゃんと話すの初めてだけど、なんかすっげー居心地いい。」





雅紀くんの表情、気になる…
でも、顔なんか上げられない。
…絶対真っ赤だもん。
こんな顔、恥ずかしくて見せれない。
こんな顔、"あなたが好きです"って言ってるようなもんじゃない…。





「出会ってすぐ、こんなこと言うのもおかしいかもしれないけど」





うつむく私のすぐ近くに、雅紀くんの影が見える。
こんなに近い場所にいるんだ…って思ったら、更に体の温度が上昇してきた。
熱い…体が熱すぎて、倒れそう。








 
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