ツンツン姫がイケメン王子に恋をした話

潤side









「彼女できちゃった♪」





放課後。
いつもの空き教室に、雅紀に呼ばれて行ってみると。





「彼女できたぁ!?」





目の前にはいつもよりニコニコしている雅紀。





「…本気で言ってんの?」


「ひどいな~

 俺がお前にウソついたことあるか?ないだろ?」


「ある」


「王子ひど~い」





いつものような口調。







 
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