ツンツン姫がイケメン王子に恋をした話







「おはよう、恵美」


「おはよ~。

 それより、また妄想してたでしょ」




エスパー恵美。
……じゃなくて。





「また口に出してた?」


「口には出てなかったけど、立ち止まってボーってしてたから」





恵美すごすぎ!
それだけで、私の考えてること分かるなんて…!
さすが親友♡





「千佳は分かりにくそうで、分かりやすいからね」





そう言って苦笑いをする恵美。








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