ツンツン姫がイケメン王子に恋をした話








――――……んー…?
あれ。
私、何し……………
あ、そういや、イケメン王子・石田潤に運ばれて、保健室に来たんだっけ?
それで、あまりにもかっこよすぎてクラってしちゃったんだ。
私としたことが。
石田潤の前で倒れるなんて……。
寝顔、見られちゃったかも!?
うわ、そんなの超恥ずかしい!!
どうしよう。
恥ずかしすぎて、死にそう……。
そんな事を思いながら、ゴロンと寝返りをうって、右側を向くと。





「っ!?!?!?!」





えええええええええええええ!?!?!?!?
な、な、なぁっ!?!?
なんで!?!?
なんで!?!?!?
なんで私の隣でイケメン王子・石田潤が完璧な寝顔で気持ちよさそうにスースー言いながら寝てるのーーーーーっっっ!?!?!?
え!?
は!?!?
なに、これ!?!?!?
なんの冗談ですか!?!?!?!?!?!?








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