華ヒメゴト
ワスレナグサの章
1.
毎朝、鉢植えに水をあげるのが私の日課。淡い小さな青い花が可愛い。ベランダのないマンションに住んでる私は、虫が湧いたら嫌、という考えで部屋の外にその鉢植えを置いている。
いつもの様に水をあげてると、隣の隣に住んでいるマダムな角田さんが、ちょうど部屋からでてきたところだった。
「おはようございます」
「おはよう。お花、綺麗に咲いてるわね〜」と、角田さんは言いながらエレベーターにのった。
3階の角部屋に一人で住んでいる私は、今年大学4年生になる。とりあえずで行った大学もとりあえず卒業できそうで、国家試験も多分受かりそう。そんな、ごくごく普通の人間。今日も、卒論のために友達と大学で待ち合わせしている。
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
「あのさ、お願いがあるんだけど…」と、友達が来たとたん話を切り出された。「今週末暇?」「予定は特に無いよ」
「今度合コン開くことになって、Facebookで写真を見た男友達がアンタを連れて来て欲しいってゆってんだけど、今週末どう?」と、友達。
「合コンかぁ…」私は男が苦手だ。昔、ちょっとトラブルがあった。同じ学科の男子ともまともに会話したこと無いし、
男に興味もない。(女好きという訳ではない)
「しかも今回男子たちが奢ってくれるって話し!つまり、食べ放題!飲み放題!最高じゃない?ね?」友達が必死でねだってくる。「狙いはそこかよー」どうやら友人は食べもので連られたらしい。
「あんたは居るだけでいいから!この際、男なんて相手にせず無心で食べることだけに集中してもいいから」ここまで、必死で友人が頼み込んでくるから「まぁ、いいよ…」とついつい言ってしまった。
いつもの様に水をあげてると、隣の隣に住んでいるマダムな角田さんが、ちょうど部屋からでてきたところだった。
「おはようございます」
「おはよう。お花、綺麗に咲いてるわね〜」と、角田さんは言いながらエレベーターにのった。
3階の角部屋に一人で住んでいる私は、今年大学4年生になる。とりあえずで行った大学もとりあえず卒業できそうで、国家試験も多分受かりそう。そんな、ごくごく普通の人間。今日も、卒論のために友達と大学で待ち合わせしている。
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
「あのさ、お願いがあるんだけど…」と、友達が来たとたん話を切り出された。「今週末暇?」「予定は特に無いよ」
「今度合コン開くことになって、Facebookで写真を見た男友達がアンタを連れて来て欲しいってゆってんだけど、今週末どう?」と、友達。
「合コンかぁ…」私は男が苦手だ。昔、ちょっとトラブルがあった。同じ学科の男子ともまともに会話したこと無いし、
男に興味もない。(女好きという訳ではない)
「しかも今回男子たちが奢ってくれるって話し!つまり、食べ放題!飲み放題!最高じゃない?ね?」友達が必死でねだってくる。「狙いはそこかよー」どうやら友人は食べもので連られたらしい。
「あんたは居るだけでいいから!この際、男なんて相手にせず無心で食べることだけに集中してもいいから」ここまで、必死で友人が頼み込んでくるから「まぁ、いいよ…」とついつい言ってしまった。