THE LOST memory

9年前の…愁と進と仁の出会いの光

小学二年のとき

仲良くなった

愁と進は家が近かったし幼いころから仲良しだった

いつもいつも二人で遊んでいた
サッカーをしたり野球をしたり追いかけっこしたり

そこに転校生の仁が表れた……

仁は明るい子ですぐにクラスに打ちとけた

最初は愁と進は嫌っていた
逆にうらやましく思ってた

なんか向かいついてた

そして学校の運動会があった

仁は足が早かった

学年で一位なった…

それで仁は女の子のにモテモテだった

愁と進はただムカついていた

愁 …仁ってむかつくな
進 うん そうだね

愁 あいつより早くなればモテるかな

進 いや仁くんより早くなるなって無理だよ

愁 今日から走ろう

進 うん?本気なの

愁 本気~

こうして打倒仁作戦は始まった
ただのやきもちだけどね

毎日毎日愁と進は走った

一ヶ月後…

愁 仁…俺と勝負しろ

仁 ………なんの

愁 いいから勝負しろ
仁 ……なんかよくわからないけどキミになんの勝負しても負ける気しないね

愁 なんだと…くぅ~このやろう~

愁は殴りかかろうとした

進 ダメだよ 殴ったら
進が愁を止めた

愁 お前よりオレのほう早い 

仁 どっちが早いかってことか?わかった
じゃあ50m走で勝負しよう

愁 ああいーぜ
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