THE LOST memory
愁 あぁまた進だな

愁は玄関に向かった ドアを開けた
予想どうり進だった

進 おはよ~今日は珍しく早いじゃん

愁 なんか早く起きただけ

進 一緒行こう~
早く着替えて~早く

愁 なんだよ 今日行く気なかったのに…

進 いいから早く行こう

愁 わかったよ

愁はすぐに着替えにいった

進 愁~早く~
玄関から大きな声で聞こえた

愁 うるせーな わかってるよ~

愁着替え完了~

そしてその日は遅刻しないで学校にいけた
愁は授業聞かず一日が過ぎていった

放課後…

進 愁!今日一時間だけでいいから部活きてよ

愁 やだ!めんどくさく

進 お願い!

愁 うるせーな少しだけだぞ

進 本当に?じゃあ行こう行こう

ということで入学して始めて部活にいくことになった

進 早く着替えて

愁 はぁっ?見学じゃねぇのかよ

進 いいから早く早くお願い
愁 ったく わかったよ
愁は部活着を持ってなかったから進に借りて着替えた

進 先生ちょっと今日愁が少し部活を体験したいって言うので連れきました

愁 馬鹿 お前がこいつったんだろ
愁は小声で言った

陸上部顧問の畑山先生 お前学校あんまきてない奴だろ なんだかしらんが迷惑かけなきゃいい
まぁどうせ 学校もろくにきてない奴だからたいしたことないと思うけどな

進 先生そんな言い方は……愁凄く足早いんだよ

愁 なんだと!ふざけんな!帰る!

畑山先生 帰れ 帰れ
進 愁待ってよ
愁 うるせー

進は愁の腕を掴んで止めた

進 先生 愁はこの陸上部の中で一番速いと思います
ならこうしましょう
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