危険BOY'Sにキスをして。

「じゃあ、次。」

黒峰は 次々に、自己紹介を進めさせた。

皆は、適当に好きなタイプや、好きな人を言っている。
黙っていても、黒峰が睨むから、誰もが答えなければいけない雰囲気になっている。

これ…
本当に生徒会か?笑


「では、次。図書委員長のお二人。」

あたし、だ。
ガタンと音をたて、席を立ちあがった。

「図書委員長になった、李鈴絵梨です。

  好きな男性は…」

『イツキ』

あたしは そう言って、良いのかな?

イツキは、迷惑じゃない? イツキは、大丈夫?

「…好きな男性は、

  イツ「会長」…!」

声の主。


「生徒会長、こんな事やめねェか?

 プライバシーの侵害になるだろーが。」

…イツキの声、だ。
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