危険BOY'Sにキスをして。

次の日


悩んでいるうちに、次の日に なっていた。
朝食を食べる 食欲も無かった。

「おはよう。」
「行ってきます。」

朝起きて、学校へ行くまで…
この二言しか言わなかったと思う。

朝、学校に着くと…

「……」
「……」

イツキしか、いなかった。

「俺さァ…
  お前のこと、好きみたいなんだよ。」

あたしは、凄く嬉しかった。

「お前が 誰とキスしようが、関係ねェって。」

あたしは、凄く辛かった。


あなたの本当の気持ち分かりません…。

何がしたいの?

ねぇ…?

答えてよ。


「イツキ、昨日さ「おはよう、櫻井くん!」… 。」

あたしが イツキに しゃべりかけると、
後ろから、高い声の主が 現れた。
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