虹の橋


ドキ─…ン


すぐ近くに…


イチゴくんの整った顔




私はしばらく動けなかった。


あるいは数秒だったのかも知れない。


永遠にも近いその時間は


イチゴくんが我に帰ったように


私から離れたことで


突然終わった。





< 35 / 53 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop