シンデレラのSweetなお時間
「あの…ここ最近立て続けに失礼なことばかり、すみませんでした!!」
「…?」
怒っているのか、許してくれているか、どちらなのかは分からないけれど
『給料日まで苦しいだろう』
あんな風に気遣ってくれる彼に、きちんと謝らないわけにはいかないから
「……」
怒られるのを覚悟で頭を下げた私に、彼もスプーンをお皿へ置いた。
「失礼なこと、というのは何のことだ?」
「あ、えと…まず飲み会の時に泣きついて泥酔して吐いて大変ご迷惑をおかけしたうえに、その翌日にはお茶をかけてしまって…その上この前は顔をビンタしてしまって…」
「あぁ、それか。お茶をかけた辺りまでの分は一度謝っただろう」
「ですけど…」
「それに、お前は何か勘違いしている」
「…?」
勘違い…?