本当の俺を愛してくれないか?
「そりゃ思うでしょ。だって二人でお昼休み出ていった時の小森さんの顔!すっごく嬉しそうだったもん」
「そっ、そうなの?」
「うん。...で?宏美はどうするのよ」
どうするって...。
「そんなの決まってるじゃない。小森さんはあり得ないよ。タイプじゃないし」
第一私が好きなのはやっぱり最上部長だもん。
「じゃあなんでドキドキしちゃったの?ちょっとは嬉しかったからでしょ?」
「そっ、それは...!」
それは、自分でもよく分からないんだよね。
だけど、最後に言われた言葉がずっと頭から離れないの。
『そんなこと言うものじゃないよ。...小林さんだって魅力的だよ』
小森さんらしい言葉。
なのになぜか胸に響いちゃったんだよね。
「私はいいと思うけどなー」
「えっ?」
「小森さん!...だってさ、部長はもう彼女一筋なんでしょ?だったら諦めるしかないじゃん。まぁ、いきなり小森さんにしなよってわけじゃなくていい機会なんじゃないかなって思ったの。...世の中の男は部長だけじゃないんだよ?」
「...そんなの、分かってるよ」
分かってる。とっくにちゃんと分かってるよ。
でもダメなの。最上部長以上に素敵だなって思える人がいないもん。
「それに小森さんって部長がいなければ開発部一のイケメンだし、将来有望だし。私はいいと思うけどな」
「...なら咲花が小森さんと付き合えばいいじゃない」
「はぁ?なに言ってるのよ。間に合ってるわよ、私は」
そりゃ今までだって何度も諦めようとしたよ?でも無理だったし。
「あーあ。なんか今すっごく最上部長に会いたい」
朝まではあんなに会いたくなかったのにな。
今はただ会いたくて会いたくて堪らない。顔が見たい。声が聞きたい。...どきどきしたい。
「またそんなこと言って...」
「だって本当のことなんだもん。...今朝までは会ったらどうしようって思っていたけど、会いたいよ。すぐに謝ってまた前みたいに少しでもいいから話がしたい。...仕事している最上部長を見てどきどきしたい」
「そっ、そうなの?」
「うん。...で?宏美はどうするのよ」
どうするって...。
「そんなの決まってるじゃない。小森さんはあり得ないよ。タイプじゃないし」
第一私が好きなのはやっぱり最上部長だもん。
「じゃあなんでドキドキしちゃったの?ちょっとは嬉しかったからでしょ?」
「そっ、それは...!」
それは、自分でもよく分からないんだよね。
だけど、最後に言われた言葉がずっと頭から離れないの。
『そんなこと言うものじゃないよ。...小林さんだって魅力的だよ』
小森さんらしい言葉。
なのになぜか胸に響いちゃったんだよね。
「私はいいと思うけどなー」
「えっ?」
「小森さん!...だってさ、部長はもう彼女一筋なんでしょ?だったら諦めるしかないじゃん。まぁ、いきなり小森さんにしなよってわけじゃなくていい機会なんじゃないかなって思ったの。...世の中の男は部長だけじゃないんだよ?」
「...そんなの、分かってるよ」
分かってる。とっくにちゃんと分かってるよ。
でもダメなの。最上部長以上に素敵だなって思える人がいないもん。
「それに小森さんって部長がいなければ開発部一のイケメンだし、将来有望だし。私はいいと思うけどな」
「...なら咲花が小森さんと付き合えばいいじゃない」
「はぁ?なに言ってるのよ。間に合ってるわよ、私は」
そりゃ今までだって何度も諦めようとしたよ?でも無理だったし。
「あーあ。なんか今すっごく最上部長に会いたい」
朝まではあんなに会いたくなかったのにな。
今はただ会いたくて会いたくて堪らない。顔が見たい。声が聞きたい。...どきどきしたい。
「またそんなこと言って...」
「だって本当のことなんだもん。...今朝までは会ったらどうしようって思っていたけど、会いたいよ。すぐに謝ってまた前みたいに少しでもいいから話がしたい。...仕事している最上部長を見てどきどきしたい」