本当の俺を愛してくれないか?
好きな人に勘違いされたままなんて嫌。
私が好きなのは最上部長だけなんだから。...だからそんな誤解しないで欲しい。
「...24日、会議が何時に終わるかまだはっきりと分からないけど、それでもいい?」
「えっ...?」
それって...。
最上部長を見つめると、笑っていて。
「Sky、楽しみにしてるよ」
「はっ、はい!」
やった!どうしよう!嬉しい!!
本当に最上部長と一緒に過ごせるなんて...!
あんなに気持ちに気づかれないようにしようって決めていたけど、今だけは無理だよ。
嬉しすぎてどうしようもなくて。
つい顔に出ちゃう。
なるべく気づかれないよう両頬に手を当てて最上部長に背を向ける。
「じゃあ帰ろうか」
「えっ?」
帰る?
振り返ると最上部長はいつの間にか帰り支度を済ませていて、きょとんとした表情で私を見つめていた。
「えっ...。小林さん、帰らないの?」
「あっ、はい!あっ、いいえ!帰ります!帰ります!」
慌てて鞄を持つ。
あぁ。なんかもう恥ずかしすぎる。
「じゃあ行こうか」
「はい!」
...ん?『行こうか』?
そのまま最上部長の後に続いてオフィスを出てエレベーターへと乗り込む。
最上部長が押したのは勿論地下駐車場。そして、
「家近いし一緒に帰ろう」
「えっ!?そっ、そんな悪いです!」
やっぱりそういう意味だったんだ!
エレベーターはゆっくりと下へおりていく。
「なんで?全然悪くないよ。...それに俺を待っててくれたんでしょ?だからせめて送らせて」
「最上部長...」
エレベーターは一階を通り過ぎて地下駐車場に辿り着く。
「はい」
「すみません」
開ボタンを押してくれていて、先に降りるよう合図され。
そんなさり気ない優しさにまた好きの気持ちが膨らんでいく。
あぁ、もう。本当にどうしよう。
最上部長が大好きすぎる。
ちらっと運転している最上部長を盗み見る。
横顔もまたかっこよくて。
さらに私の胸を締め付ける。
咲花の言う通りかも。
私、最上部長のそばにいるだけじゃもう満足できない。
最上部長の全部が欲しい。
私が好きなのは最上部長だけなんだから。...だからそんな誤解しないで欲しい。
「...24日、会議が何時に終わるかまだはっきりと分からないけど、それでもいい?」
「えっ...?」
それって...。
最上部長を見つめると、笑っていて。
「Sky、楽しみにしてるよ」
「はっ、はい!」
やった!どうしよう!嬉しい!!
本当に最上部長と一緒に過ごせるなんて...!
あんなに気持ちに気づかれないようにしようって決めていたけど、今だけは無理だよ。
嬉しすぎてどうしようもなくて。
つい顔に出ちゃう。
なるべく気づかれないよう両頬に手を当てて最上部長に背を向ける。
「じゃあ帰ろうか」
「えっ?」
帰る?
振り返ると最上部長はいつの間にか帰り支度を済ませていて、きょとんとした表情で私を見つめていた。
「えっ...。小林さん、帰らないの?」
「あっ、はい!あっ、いいえ!帰ります!帰ります!」
慌てて鞄を持つ。
あぁ。なんかもう恥ずかしすぎる。
「じゃあ行こうか」
「はい!」
...ん?『行こうか』?
そのまま最上部長の後に続いてオフィスを出てエレベーターへと乗り込む。
最上部長が押したのは勿論地下駐車場。そして、
「家近いし一緒に帰ろう」
「えっ!?そっ、そんな悪いです!」
やっぱりそういう意味だったんだ!
エレベーターはゆっくりと下へおりていく。
「なんで?全然悪くないよ。...それに俺を待っててくれたんでしょ?だからせめて送らせて」
「最上部長...」
エレベーターは一階を通り過ぎて地下駐車場に辿り着く。
「はい」
「すみません」
開ボタンを押してくれていて、先に降りるよう合図され。
そんなさり気ない優しさにまた好きの気持ちが膨らんでいく。
あぁ、もう。本当にどうしよう。
最上部長が大好きすぎる。
ちらっと運転している最上部長を盗み見る。
横顔もまたかっこよくて。
さらに私の胸を締め付ける。
咲花の言う通りかも。
私、最上部長のそばにいるだけじゃもう満足できない。
最上部長の全部が欲しい。