本当の俺を愛してくれないか?
咲花ってばいつの間に?
「宏美が最上部長とうまくいったら、ダブルデートしようね。今度ゆっくり話すから」
「嘘!いつの間に!?絶対今度話してよね」
「分かってるって。じゃあ私はここで。...本当、今日の宏美は可愛いから。だから頑張ってきなさいよね」
「うん。...本当にありがとうね、色々」
こうやって最上部長とクリスマスを過ごせるのは、咲花のおかげだもん。
咲花が言ってくれなかったら、こんな素敵な夜は過ごせなかったと思う。
「何よ、改まっちゃって。じゃあ本当に行くね」
「うん、気を付けてね」
咲花を見送り、私も改札を抜けていく。
待ち合わせ場所は二駅先のコーヒーチェーン店。
七時半に待ち合わせで、そこからゆっくり向かっても予約した八時には余裕で間に合うよね。
「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ」
注文したカプチーノを受け取り、空いている席に腰掛ける。
時計を見ると七時前。
あと30分くらいしたら最上部長がここにきて。
そして一時間後には最上部長と一緒にSkyにいるんだって考えると、今から緊張してきちゃう。
「美味しい」
カプチーノは砂糖も何も入れていないからほんのり苦い。
だけどその苦味が今の私にはちょうどいいのかもしれない。
まだ三分しか経ってない。
さっきから何度も時計ばかり見ちゃっている。
落ち着け、落ち着け...。
深呼吸して自分を落ち着かせる。
今までだってそれなりにデートしてきたのにな。そんな経験が全く役に立たないくらい緊張しちゃってる。
...今日も最上部長、沢山笑ってくれるといいな。
「あっ...五分前だ」
まだ最上部長は来ていないけど、きっとあと少ししたら来るよね?
会議終わってから来てくれるんだし、せめて外で待ってようかな。
「ありがとうございましたー」
外に出ると寒さはさっきより増していてマフラーを巻き直す。
そのまま近くにあったベンチに腰掛けた。
「本当に寒いな」
最上部長も寒いって思っているかな?
時計を見るとちょうど時間は七時半。
きっとそろそろ来る頃。
「宏美が最上部長とうまくいったら、ダブルデートしようね。今度ゆっくり話すから」
「嘘!いつの間に!?絶対今度話してよね」
「分かってるって。じゃあ私はここで。...本当、今日の宏美は可愛いから。だから頑張ってきなさいよね」
「うん。...本当にありがとうね、色々」
こうやって最上部長とクリスマスを過ごせるのは、咲花のおかげだもん。
咲花が言ってくれなかったら、こんな素敵な夜は過ごせなかったと思う。
「何よ、改まっちゃって。じゃあ本当に行くね」
「うん、気を付けてね」
咲花を見送り、私も改札を抜けていく。
待ち合わせ場所は二駅先のコーヒーチェーン店。
七時半に待ち合わせで、そこからゆっくり向かっても予約した八時には余裕で間に合うよね。
「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ」
注文したカプチーノを受け取り、空いている席に腰掛ける。
時計を見ると七時前。
あと30分くらいしたら最上部長がここにきて。
そして一時間後には最上部長と一緒にSkyにいるんだって考えると、今から緊張してきちゃう。
「美味しい」
カプチーノは砂糖も何も入れていないからほんのり苦い。
だけどその苦味が今の私にはちょうどいいのかもしれない。
まだ三分しか経ってない。
さっきから何度も時計ばかり見ちゃっている。
落ち着け、落ち着け...。
深呼吸して自分を落ち着かせる。
今までだってそれなりにデートしてきたのにな。そんな経験が全く役に立たないくらい緊張しちゃってる。
...今日も最上部長、沢山笑ってくれるといいな。
「あっ...五分前だ」
まだ最上部長は来ていないけど、きっとあと少ししたら来るよね?
会議終わってから来てくれるんだし、せめて外で待ってようかな。
「ありがとうございましたー」
外に出ると寒さはさっきより増していてマフラーを巻き直す。
そのまま近くにあったベンチに腰掛けた。
「本当に寒いな」
最上部長も寒いって思っているかな?
時計を見るとちょうど時間は七時半。
きっとそろそろ来る頃。