繋ぐ君との赤い糸


  ぎゅっ


  あたしは、バイクの後ろに乗り

  龍太郎の腰に手を回した

    

  ブゥーブゥーブゥー


  「えっ、あたしの家

  そっちじゃないよ?」


「ちょっと寄り道してっちゃだめか?」

  
  「…うん、…あたしも

   寄り道したい…///」

  
  嬉しくてにやついた顔を

 かくしたくてあたしは、下を向いた


  


     
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