繋ぐ君との赤い糸


  あたしたちは、


 近くのベンチに座って、ただただ

  
  たわいのない話をした


 
 
 『この時間がずっと続きますように』

   

   もし今流れ星が流れたなら


  
  あたしはきっと、そう願うだろう





  「なぁ?

  あの二つの星、俺たちににてね?」


  「え?」

  「だってさ

  あぁやってずっと一緒にいてさ

         離れないの…」

  
   そう言う龍太郎に

  むしょうに抱きつきたくなった



   よーし

 ここは勇気をふりしぼるんだあたし

  

  ぎゅっ

  「……///」

  「やばい…/////

  がまんの限界だよ咲希…」


  ぐいっ

  チュッ

  龍太郎はあたしの手を引いて

  優しくキスをした

  


  

 

   

  



   




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