都会育ちのギャルが田舎に転校してきました
「あ〜あ。たあ君に会いた〜い。たあ君不足だあ。充電して欲しいよお〜。菜穂もう無理〜…」
「会いに行けばいいじゃん」
「そんな簡単に行けるくらいなら行ってるよお!島から出るには船しか手段ないもん!学校ある時間に船なんか運航して貰えないし!」
「え、なんで?」
「愛莉紗バカあ〜?ここ爺婆ばっかだよお?『学校サボるなんて言語道断!』な老人ばっかじゃん」
それには納得した。島には老人夫婦が多い。昔の人は学校をサボるという怠けた風習は無いよね。