都会育ちのギャルが田舎に転校してきました




菜穂に続いて私も席から立ち上がりパックのオレンジジュースを持ちながら歩く。


教室から廊下に出て歩き出せば“昼休み”という人の多い時間帯なのにスゥーと道が出来る。


私達のためだけに。




「あはは!愛莉紗、威圧感凄いから皆避けちゃってるよお!見た目怖いもんね?」

「どこが?綺麗な美女じゃない」

「はい自分で言わな〜い。まあ確かに綺麗だよお?かなりの美脚だしぃ?」




私の大胆に曝け出された脚を見ながら言う菜穂。若干、脚を撫でる手が気になるけど。しかも手つきがやけに厭らしい。
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