幸せを知らない少女と新撰組のお話


ここで、近藤が沖田に問いかけた


「総司、友衣君を見つけたのは山の中なのかい?」


「えぇ、そうですよ。3人の浪士に犯されそうに
なっていたので僕が助けたのです」


「そうか…友衣君はどうしてそんな森の中にいたのだい?」


友衣は黙ってしまった


自分が未来から来たことを言うべきか…


でも、そんなこと信じては貰えないであろう


とくに土方はな…


「…い…ゆぃ…友衣!」


「あぁ、なんだ?」


「近藤さんが聞いてるんだ。さっさと答えろ」


友衣は正直に話すことにした


< 28 / 39 >

この作品をシェア

pagetop