幸せを知らない少女と新撰組のお話
ここで、近藤が沖田に問いかけた
「総司、友衣君を見つけたのは山の中なのかい?」
「えぇ、そうですよ。3人の浪士に犯されそうに
なっていたので僕が助けたのです」
「そうか…友衣君はどうしてそんな森の中にいたのだい?」
友衣は黙ってしまった
自分が未来から来たことを言うべきか…
でも、そんなこと信じては貰えないであろう
とくに土方はな…
「…い…ゆぃ…友衣!」
「あぁ、なんだ?」
「近藤さんが聞いてるんだ。さっさと答えろ」
友衣は正直に話すことにした