幸せを知らない少女と新撰組のお話


――11:45――


「確か今日の仕事は12時だったよな…」


友衣はそう思いながら今日のターゲットの所へ急いだ


いつも通り裏口から入ってさっさと殺すつもりだったが
警備員に運悪く見つかってしまった


「チッ…ここはこの時間見回り無しじゃ無かったのかよ!!くそが!!」


友衣はそういうと腰から刀を抜いた


「おい待て!!」


後ろからは警備員が追いかけてくる


友衣は物陰に隠れ警備員が来るのを待った


そして、ちょうど警備員が来たところを…


グサッ…


バタッ…


「死んだか…」


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