幸せを知らない少女と新撰組のお話


「…いつからそんな仕事を?」


「捨てられてから少したったころ、1人の男が
私の前に現れた

その人は私に 強くなりたいか? と聞いた

別にどうでもよかった…強くなることなんて

だけど、また生きる理由が出来るのならと
その人についていった

私はそこで殺しについていろいろと教わった

忍者的なことや刀、槍、小刀、銃…

武器という武器は全てと言っていいほどやらされたよ。」


「そうですか・・・話させてしまってすいませんでした」


「いや・・・いずれは知られてしまうことだ。ならば、いつ言ったって同じことだ」


友衣ほそう言って視線を外に移した





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