今日も秘密。

「お粥、食べるかな…」

もしかしたら食べたいって言うかもしれないし。

スーパーに行って材料買ってこようっと。

立ち上がって部屋を後にした私。







「マ…イカ…」







私が出た部屋の中で私の知らない女の人の名前が高倉くんの声で響いたのを、私は知らない―――――――




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