アップル☆マジック♪プリンセス
「ホラ、『レイ』!!あんたも!!」
とエルは手招きした。
青い髪の男は動かなかったが、ぽそりと言った言葉をリアンは聞き逃さなかった。
「――――レイス。よろしく」
ぶっきらぼうな態度だったが、『よろしく』という言葉を聞くと、悪い気はしなかった。
「あいつはレイって呼んでね。不器用な奴だから、よろしく」
「はい」
多分、本当に不器用なんだろうな。そう思いながら、リアンはこれからの生活に胸を弾ませていた――――。
とエルは手招きした。
青い髪の男は動かなかったが、ぽそりと言った言葉をリアンは聞き逃さなかった。
「――――レイス。よろしく」
ぶっきらぼうな態度だったが、『よろしく』という言葉を聞くと、悪い気はしなかった。
「あいつはレイって呼んでね。不器用な奴だから、よろしく」
「はい」
多分、本当に不器用なんだろうな。そう思いながら、リアンはこれからの生活に胸を弾ませていた――――。