アップル☆マジック♪プリンセス
「ホラ、これ」
と言ってレイは、リアンに向かって大きな樽と洗濯物を入れたかごを投げた。
リアンが両方を持とうとすると、ハァ、とため息をついて、
「誰が両方持てっつったよ。俺が樽を持つから、お前それ持て」
と言って、自分はひょいと樽を持った。
――――......ホントに不器用なだけなのかな。
リアンはあまりにも冷たいレイの態度に、最初に言われた『不器用なだけ』という言葉を疑いながらも、洗濯物のかごを持ち上げた。
「......あれ?」
洗濯物は濡れているが、かなり軽い。
濡れているし、かなりの量だから、かなりの重さのはずなのだが......。
樽の方は重い様で、時々よいしょ、という声が聞こえる。
と言ってレイは、リアンに向かって大きな樽と洗濯物を入れたかごを投げた。
リアンが両方を持とうとすると、ハァ、とため息をついて、
「誰が両方持てっつったよ。俺が樽を持つから、お前それ持て」
と言って、自分はひょいと樽を持った。
――――......ホントに不器用なだけなのかな。
リアンはあまりにも冷たいレイの態度に、最初に言われた『不器用なだけ』という言葉を疑いながらも、洗濯物のかごを持ち上げた。
「......あれ?」
洗濯物は濡れているが、かなり軽い。
濡れているし、かなりの量だから、かなりの重さのはずなのだが......。
樽の方は重い様で、時々よいしょ、という声が聞こえる。