アップル☆マジック♪プリンセス
~レイside~
――――パタン
レイは部屋に戻っていた。
扉を閉め、ベットに体を預ける。
そして自分の髪をつまみ、眼の前に持って行った。
「髪の色......か」
黒髪のせいで、『悪魔の子』と恐れられているリアン。
深い青の髪のせいで、『魔族』と恐れられていた自分。
何だか、似てる様に思えた。
だから、そんな噂を信じる奴らに負けるなって言いたかった。
だけど実際に口から出たのは冷たい言葉だけ。
――――パタン
レイは部屋に戻っていた。
扉を閉め、ベットに体を預ける。
そして自分の髪をつまみ、眼の前に持って行った。
「髪の色......か」
黒髪のせいで、『悪魔の子』と恐れられているリアン。
深い青の髪のせいで、『魔族』と恐れられていた自分。
何だか、似てる様に思えた。
だから、そんな噂を信じる奴らに負けるなって言いたかった。
だけど実際に口から出たのは冷たい言葉だけ。