アップル☆マジック♪プリンセス

「物の価値が分からない、大人でも子供でもない。じゃあ、犯人は誰だっていうのよ......」


リアンはそう呟いて、頭を抱えた。


ハァ......と再びため息をつくと、


「じゃ、犯人捜し、やめれば?」


と言う声と共に部屋のドアが開かれた。


「レイさん......」


「あんな奴らの為に、余計な頭使う事ねぇだろ」


そう言って、リアンの隣に積まれている自分の洗濯物を取って部屋を出ようとした。


すると......