ハッピー☆ウエディング


あたしは、言われるがままにそそくさとその指示に従う。

さっさと先に行ってしまった慶介の後を小走りで追った。

マンションの中に入る時に上を見上げた。




1、2、3・・・・・8階建てだ・・・・





セキュリティーもしっかりしているようで、慶介は素早く番号を押している。




エレベータが止まったのは、8階だった。




[一ノ瀬]


と書かれた部屋に通される。



「どうぞ」


慶介は先にあたしを部屋に入れた。





< 26 / 337 >

この作品をシェア

pagetop