ハッピー☆ウエディング


慶介の前に現れた人物に、あたしの体は固まった。



「なんで・・・?」



その人は慶介の前に、とても親しげな笑顔を浮かべて座った。



慶介の表情も柔らかくなったようだ。



「あの人、誰?」


美羽が、あたしを見た。
なんでわざわざここで待ち合わせをしてるんだろう。
今は、勤務中のはずなのに・・・


きっと、美羽も同じ事を思ってるんだろう。









そう、慶介の待ち合わせの相手・・・










―――それは・・・・








―――雪絵さんだった――――







< 41 / 337 >

この作品をシェア

pagetop