ハッピー☆ウエディング


「あ・・・・」



思わず声が震えた。



慶介は真っ直ぐにあたしを見つめていたから・・・



あたしは、ギュッと目を閉じた。
握られた手にじわりと冷たい汗をかく。




・・・大丈夫・・・




大きく息を吸い込んで、あたしは顔を上げた。









え?






な・・・・なんで?



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