ハッピー☆ウエディング
あたしの髪に慶介の大きな手が優しく触れる。
「わああああああ!!??」
バシャバシャ
「おゎ!?」
あたしは慶介を突き飛ばし、そのまま勢いに任せて後ろに後進した。
ってぇ!!!!!
いいいい、い、今・・・
今あたし何したぁ!?
「はあはあ」
肩で息をしながらその場から離れたあたしは、厳重な警戒態勢を慶介に見せる。
「はあ、またこれか・・・・」
慶介がなんだかぼやいている。
・・・・・・・・ん?
こんな事、前にもあった?