LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
「彗がこんなロマンチストだとは思わなかった。」

俺の胸に顔をうずめてクスクスと笑う。


散々ベットの中で好き勝手してしまったけど、

怒られることもなく、(いつもなら、バカ犬!やりすぎなのよとか怒られちゃうんだけど)

柊は幸せそうで。


「バラの数は99本だったんだ。

 フラワーショップで聞いたんだけど、

 なんか本数にも意味があって、

 ずっと一緒っていう意味だって。」

「そうなんだ。 調べてみよう♥」


何なんだろう。

この手放しでイケてる感?

夢でもみてんのかな?


「ねえ、彗?

 あのニットやバラを使った演出って
 何か本とか参考にしたとか?

 ホテルは?スィートなんてとるのたいへんだったでしょう
 どうやって取れたの?」


「え?あ、インターネットかな?ははっ」

「ふ~ん。調べたんだ?」

「う、うん。」


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