キミを愛する5秒前。



「なんでそんな、急に・・っ」


『え、寂しいの?』


「バーカ!当たり前で」







言葉を言いかけている途中、塞がれた口。

小さい頃から一緒にいたけど、あんな近距離は初めてだった。






「え・・どうゆうこと?」


『今度会うときにはちゃんと伝えるよ』


「なにを、」


『だから、それまでばいばいね。

また会えるからさ』






そんな言葉を残して、離れてった。

だんだん小さくなっていく背中。




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