アニメオタクですいません。


このクラスにはイケイケな女子ばかり。
もちろん、アニメが好きな子なんていない。



「アニメ好きな人の気持ち、あんまわかんないなぁ」
「あのアニメ、胸がでかい女の子とかでできたよ~」
「あんた見たの!?」
「ちろっとかえただけだし!」



苦笑するクラスメイト達。

もちろん、その中には親友“優葉”も入っている。



だから私はみんなには言えない。



これが私、西田莉乃が一年間隠してきた秘密。




ばれたら私はみんなから変な目で見られてしまう。
嫌われてしまうかも。





だから…どうにか隠し通さなければいけない、私の秘密。
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