鉄の救世主Ⅱ(くろがねのメシアⅡ)
浅瀬に入ると、小暮は匍匐前進に切り替える。
全身をなるべく水の中に沈めるようにしながら、砂浜から上陸。
装備品の中から個人用暗視装置『JGVS-V8』を取り出して装着。
まだ午前3時過ぎという深夜ながら、暗視装置があれば暗闇の中でも周囲が確認できる。
匍匐姿勢のまま確認したが、敵影はないようだ。
「…こちら小暮…離島に上陸。これより潜入及び情報収集を開始する」
無線で連絡後、小暮はそのまま匍匐前進で砂浜に上がった。
まずやる事は、海水でずぶ濡れになった迷彩服のままで、砂浜を転がる事。
遊んでいる訳ではない。
濡れたままの迷彩服に砂を付着させる事で、保護色とする。
こうする事で敵に発見されにくくするのだ。
全身をなるべく水の中に沈めるようにしながら、砂浜から上陸。
装備品の中から個人用暗視装置『JGVS-V8』を取り出して装着。
まだ午前3時過ぎという深夜ながら、暗視装置があれば暗闇の中でも周囲が確認できる。
匍匐姿勢のまま確認したが、敵影はないようだ。
「…こちら小暮…離島に上陸。これより潜入及び情報収集を開始する」
無線で連絡後、小暮はそのまま匍匐前進で砂浜に上がった。
まずやる事は、海水でずぶ濡れになった迷彩服のままで、砂浜を転がる事。
遊んでいる訳ではない。
濡れたままの迷彩服に砂を付着させる事で、保護色とする。
こうする事で敵に発見されにくくするのだ。