鉄の救世主Ⅱ(くろがねのメシアⅡ)
それにしても。
「すまんな、折角誘ってもらったのに悪いんだが」
88式鉄帽を取って、小川はガシガシと頭を掻く。
「司令室に出頭命令を受けていてな、飯はまたの機会にしてもらえるか」
「あ、そうなんですかぁ…」
残念そうに呟く麗華。
勇気を出して誘ったのだが、まぁ出頭命令が出ているのならば仕方がない。
それに。
「任務第一の小川分隊長の方が素敵ですしね♪」
そう言ってスキップするように走っていく麗華。
「……」
どうにも調子が狂う。
もう一度ガシガシと頭を掻いてから、小川は司令室へと向かった。
「すまんな、折角誘ってもらったのに悪いんだが」
88式鉄帽を取って、小川はガシガシと頭を掻く。
「司令室に出頭命令を受けていてな、飯はまたの機会にしてもらえるか」
「あ、そうなんですかぁ…」
残念そうに呟く麗華。
勇気を出して誘ったのだが、まぁ出頭命令が出ているのならば仕方がない。
それに。
「任務第一の小川分隊長の方が素敵ですしね♪」
そう言ってスキップするように走っていく麗華。
「……」
どうにも調子が狂う。
もう一度ガシガシと頭を掻いてから、小川は司令室へと向かった。