鉄の救世主Ⅱ(くろがねのメシアⅡ)
「何て事…!」
ディアボ達と応戦していた豊田が、その姿を見て愕然とする。
『悪魔(ディアボ)』は何も、目の前にいるコイツらだけではない。
花やしきで遭遇したあの生体兵器が、今この時に、再び小川分隊の前に出現したのだ。
まさに前門の虎、後門の狼。
ディアボと生体兵器に挟撃される形となった。
「くっ…菱型隊形!」
小川が指示を出す。
谷口と小暮が両端、小川が中央、豊田と麗華が両サイドに陣取る隊形。
全周警戒の隊形の為、前後からの攻撃にも対応できるが…。
「敵の数が多すぎるよっ…!」
麗華が今にも泣きそうな顔をする。
そんな彼女にも構う事なく。
「――――――ッッ!」
生体兵器が咆哮を上げる!
地下鉄構内に響き渡る叫び声。
生体兵器はそのまま左肩のギロチンの刃を構え、突進!
ディアボ達と応戦していた豊田が、その姿を見て愕然とする。
『悪魔(ディアボ)』は何も、目の前にいるコイツらだけではない。
花やしきで遭遇したあの生体兵器が、今この時に、再び小川分隊の前に出現したのだ。
まさに前門の虎、後門の狼。
ディアボと生体兵器に挟撃される形となった。
「くっ…菱型隊形!」
小川が指示を出す。
谷口と小暮が両端、小川が中央、豊田と麗華が両サイドに陣取る隊形。
全周警戒の隊形の為、前後からの攻撃にも対応できるが…。
「敵の数が多すぎるよっ…!」
麗華が今にも泣きそうな顔をする。
そんな彼女にも構う事なく。
「――――――ッッ!」
生体兵器が咆哮を上げる!
地下鉄構内に響き渡る叫び声。
生体兵器はそのまま左肩のギロチンの刃を構え、突進!