鉄の救世主Ⅱ(くろがねのメシアⅡ)
その時だった。
「!?」
ズカズカと歩み寄ってきた小川が、いきなり谷口の迷彩服の襟首を摑む!
「お、小川分隊長っ?」
驚く豊田と麗華。
そんな彼女達の前で。
「余所者だから何だ?」
小川は静かに、しかし怒気のこもった声で言う。
「日本人じゃない俺が戦術自衛隊の飯を食わせてもらってるだと?」
谷口の襟首を摑む小川の手は怒りに震えていた。
「お前がどこの国の何者だろうと関係ない!お前は今この時点で、紛れもない戦術自衛隊小川分隊の隊員であり、俺と同じように国防の為に任務に就く仲間だ!」
「!?」
ズカズカと歩み寄ってきた小川が、いきなり谷口の迷彩服の襟首を摑む!
「お、小川分隊長っ?」
驚く豊田と麗華。
そんな彼女達の前で。
「余所者だから何だ?」
小川は静かに、しかし怒気のこもった声で言う。
「日本人じゃない俺が戦術自衛隊の飯を食わせてもらってるだと?」
谷口の襟首を摑む小川の手は怒りに震えていた。
「お前がどこの国の何者だろうと関係ない!お前は今この時点で、紛れもない戦術自衛隊小川分隊の隊員であり、俺と同じように国防の為に任務に就く仲間だ!」