鉄の救世主Ⅱ(くろがねのメシアⅡ)
射撃をする際においても多くの樹木の幹や葉が障害物となり、弾道が不安定になったり、敵を見失う事になる可能性があり、攻撃しにくい為に森林地域で伏撃を受けた場合の反撃は非常に困難である。

整備された道路のない森林地域は戦車や装甲車などの車両の進入を拒み、迫撃砲や航空機による支援攻撃の精度を落とす地形であり、近代的な兵器がうまく機能せず、歩兵が主力の戦闘となる事が多い。

森林地域、特に熱帯雨林における気候は隊員達の士気を大きく削ぎ、健康を害する。

ベトナム戦争では、作戦地域の環境に慣れていない兵士達にとって作戦地域の気候による熱帯雨林特有の病気、害虫やぬかるんだ地面の移動、高温多湿による熱中症など様々な障害は強いストレッサーとなった。

強度の戦闘ストレスによって戦闘ストレス反応の原因となる危険性があり、士気や団結の低下、規律の弱化などになり得る。

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