鉄の救世主Ⅱ(くろがねのメシアⅡ)
閃光発音筒の爆発直後。
一人の迷彩服姿の隊員が部屋に突入してきて、的確な射撃で室内のディアボのみを射殺する!
「分隊長、みんな、無事かっ?」
それは紛れもない、唯一逃げ延びていた三浦の姿だった。
「遅くなってすまない、潜入したはいいが監禁されている場所を特定するのに時間がかかった」
そう言いながら隊員達の両手の拘束具を外していく三浦。
「助かった、有り難い」
思わず笑みを浮かべる谷口。
「遅ぇよお前」
悪態をつきつつもニヤリと笑う小暮。
「もっと早く来てよねっ」
涙目で言う豊田。
「よく来てくれた…」
疲弊した様子で、それでも礼を言う小川。
そして麗華は。
「っっっっっ…!」
何も言わず、ただ三浦にしがみ付いた。
一人の迷彩服姿の隊員が部屋に突入してきて、的確な射撃で室内のディアボのみを射殺する!
「分隊長、みんな、無事かっ?」
それは紛れもない、唯一逃げ延びていた三浦の姿だった。
「遅くなってすまない、潜入したはいいが監禁されている場所を特定するのに時間がかかった」
そう言いながら隊員達の両手の拘束具を外していく三浦。
「助かった、有り難い」
思わず笑みを浮かべる谷口。
「遅ぇよお前」
悪態をつきつつもニヤリと笑う小暮。
「もっと早く来てよねっ」
涙目で言う豊田。
「よく来てくれた…」
疲弊した様子で、それでも礼を言う小川。
そして麗華は。
「っっっっっ…!」
何も言わず、ただ三浦にしがみ付いた。