鉄の救世主Ⅱ(くろがねのメシアⅡ)
追っ手がないのを確認しながら、三浦達は階段を上がっていく。

どうやらここは地下らしい。

当然地上に近づくほど、警備のディアボが多い筈だ。

と。

「待て」

谷口が三浦を呼び止めた。

彼は、ある一室を覗き込んでいる。

「俺達の装備品が置いてある」

そこはARMOUR社の弾薬庫のようだった。

小川達から取り上げた装備品の他に、様々な銃に対応した各種弾薬が保管されている。

勿論89式小銃やM4カービン用の5.56ミリ弾もある。

< 597 / 650 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop