“ヒカリへの道”
6
Side 凜
倒れた…
最悪だよ…
強制的に家に帰られせるって事だよね?
そんなことしたら、また…
何故か最近は何もしてこない母親、でもこんな風に家に帰ったら絶対キレる。
かといって、もう電話かけられてるんだろうから帰らないってのもダメだしな…
「凜?
どうしかした?」
何も言わなくなった私を不信に思ったのか、心配そうに話しかけてくる
…ちかいっ!
好きだってことに気づいてしまったから、話すことにすら緊張してしまう。
「なんでもない
それより、光が私をここまで運んでくれたんだよね?
ありがとー」
「全然!
てか、お前朝から熱あったんじゃねーのか?
そんな急にこんな高熱出るわけない」
………
バレてる?