“ヒカリへの道”
光がそばにいてくれるだけで、すごくありがたい…
本当はこう言いたかったけど、
「そんなことないよ、すごく楽しかったから。
じゃあ、私いくね?ほんとありがと」
口に出すことは出来なくて、光を好きだけど、どうしてもその思いを表に出すことを拒む自分がいた
あの、傷だらけのカゲにいる自分だ…
「おう、ゆっくり休めよ。
明日は土曜日だから、月曜元気になって学校こいよー」
手を振って見送ってくれてる光に1度だけ振り替えし、後は前を向いてあるいた。
何も言わず歩く母親と共に…