“ヒカリへの道”




何をしようか


考えても特に思い付かず、少しだけ勉強をすることにした。


けど、すぐにやめる。


頭のなかは光のことばかりだった。


無理して笑ってた顔が頭から離れない…


好きって

伝えることが出来るなら、今すぐにでも伝えたい


でも、やっぱり一歩踏み出せない


悔しい…


親から受けた暴力によって出来た傷が、痣が、


光を好きだと言う思いを隠してしまう。



こんな親じゃなかったら、私は今頃もっと笑ってたのに、


あんな親のもとに生まれてこなかったら…










< 60 / 76 >

この作品をシェア

pagetop