ねえ、君にもし、もう一度会えたなら。


もしかしたら、携帯をかえたばかりで…



まだ、連絡が来ないだけかもしれない。









そう…信じたくて。








けれど、





何の音沙汰もなく……





訪れた夏休みに、








『早瀬映志』




君の名前が……




携帯から、消えた。










いくらでも待てるだなんて…


嘘だった。








そこまで、大人には…なれなかった。









゜∴。°。∵。゜。∴。











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