ねえ、君にもし、もう一度会えたなら。
゜∴。°。∵。゜。∴。
「……好きになっちゃった。だから…付き合って下さい。」
高校3年の夏……
誰もいない(と、いうことにしていた)教室で。
みっちゃんはしんちゃんへと…告白した。
返事は……イエス。
彼女の相談に乗っていた私は……
自分のことのようにして、嬉しくて、浮かれていて。
二人のツーショットを…冷やかしたりしてきた。
「……紗羽ちゃんて…、偽善者?」
ある日、そう言われるまで…まるで気づかずに。