ねえ、君にもし、もう一度会えたなら。
手にしたソレを…二度見して。
「うおっ…!」
今度は、俺が…声を上げた。
「映志にそんな趣味があったなんて……。」
……オイ。
自分でしておいて…ソレって酷くない?
何らやましいことはないのに、羞恥心が…襲って来る。
どうにもしようもないその物体の正体は……
萌えロリ系の……フィギア。
女の子には優しくしなきゃあって常々心がけているから…
ポイっと放り投げるワケにもいかなかったんだ。
因みに今日の夕食は。
人参夫人が鮮やかな…肉じゃがだった。